- 2020.04.01
- workを6つ追加しました
- 2020.04.01
- projectを4つ追加しました
- 2020.04.01
- memoを6つ追加しました
東京の西の奥。奥多摩町に住む4人家族のために改修した住宅です。既存の住宅には見晴らしの良い立地と、築50年ほどの微妙に古い一般的な木造という特徴がありました。この家をベースに様々な要望を踏まえて設計しています。例えば、自身の作品やアートコレクションを飾ることができる生活、ざっくばらんとした暖かい倉庫のようなイメージ、暮らしながら少しずつ手が加えていけること等。 主な計画として家族が集まるLDK空間に、約4m×7mの大きな吹き抜けをつくりました。 既存住宅の2階の床と910mmの間隔で入っていた柱を一部、構造的に検討を重ね補強しながら取り除くことで、古い木造住宅に残るスケールの存在感が無くなるようにしています。この家が家族の様々な活動を大らかに包み込み、家族の表現の場となることを願いつつ、今後この環境で家族と共にどのように育つのか、とても楽しみにしています。